ホテルの部屋のランクって、分かりづらいですよね?
客室のグレードの一覧表があれば、ホテル選びが楽。
という訳で、ホテルの部屋のランクの一覧表を作ってみました!
ホテルの部屋のランクの一覧表
これだけは知っておきたい ホテルの部屋のランク一覧表です!
ホテルの部屋のランクについて、グレードの高い順に並べてみました。
一般的な ホテルの部屋のランクの一覧表
スイート | 超~最高級な部屋 |
---|---|
ジュニアスイート | 最高級な部屋 |
エグゼクティブ | かなり、高級な部屋 |
デラックス | 高級な部屋 |
スタンダード | 標準的な部屋 |
エコノミー | 経済的な部屋 |
このランクを押さえておけば、大体のランクが分かります。
しかし、ホテルによっては…聞きなれないランクもありますよね。
スーペリアとか…
モデレートとか…
どちらのランクが上なの?
下なの?
なんて、悩んでしまいます!
そこで、更に細かくランクのグレードの高い順番で分けてみました。
更に詳しい ホテルの部屋のランクの一覧表
スイート | そのホテルの最高級の部屋 |
---|---|
ジュニアスイート | (スイートの次に)最高級の部屋 |
エグゼクティブ | 素晴らしく良い部屋 |
デラックス | 高級感がある部屋 |
スーペリア | リッチな雰囲気の部屋 |
モデレート | なかなか良い部屋 |
スタンダード | 低価格の気軽な部屋 |
エコノミー | 低価格の気軽な部屋 |
バジェット | 格安の部屋 |
と、分けることも出来ます。
ホテルの部屋のランク 分かりにくい表示の見分け方
ホテルによっては、ランク内を更に細かく分けていることもあります。
細かく分けているだけではなく、横文字を沢山混ぜて 分かりにくく表示しているようなことも多々あります。
一般の部屋の見分け方
デラックスランク以下の一般の客室は、部屋のランクの後ろに「シングル」「ツイン」「ダブル」等、ベッドの種類が付け足されているだけの事が多いです。
例えば、
「スーペリアシングル」
「モデレートツイン」
「デラックスダブル」…
のように、ランク + ベッドの種類 といった感じです。
高級な部屋の見分け方
エグゼクティブランク以上の、いわゆる「ラグジュアリーフロア」と呼ばれる特別なエリアの高級な部屋に、分かりにくい表示が多く見られます。
特にスイートは細かく差別化していることがあるので、更に分かりにくいようですね。
そんな時は、ランク名の一番後ろの名称の注目すると分かります。
例えば、
「◯◯□□スイート」
「△△◯◯ジュニアスイート」
「□□△△デラックス」等々…
のように一番後ろを見れば分かると思います。
それでも、ホテル独自の呼び名で部屋の紹介をしていることがあるので、なかなか、困ったものです(笑)。
名前の混ざった分かりにくいランクの例
では、ランク名を混ぜて分かりにくく表示した例を挙げてみましょう。
例えばの例
「デラックスジュニアスイート」は、
「デラックス」なのか「ジュニアスイート」なのか…?
「ラグジュアリースーペリアスイート」なんて部屋もあります。
うーん、何が何だか、分かりませんよね?(笑)
「ラグジュアリー」なのか
「スーペリア」なのか
「スイート」なのか…
もはや、手が付けられません(汗)!
対処法
こんな時の見分け方は…
部屋のランクの後ろを見て下さい。
部屋のランクの後ろに「スイート」と入っています。
その部屋は「スイート」と言う事です。
でも、スイートにも2種類ありますから、更に分かりずらいので注意です。
ただ単に「複数の部屋が一続き」という意味のスイートと、
日本特有の「最高級の部屋」という意味のスイートです。
日本国内のスイートとは、後者の「最高級の部屋」という使い方が一般的ですけどね。
スイートの差別化で分かりずらいランクの例
次に、スイートを細かく差別化した実例も見てみましょう。
例えばの例
ホテルオークラ東京のヘリテージウイング棟の場合、
「ヘリテージスイート120㎡(約 72.5畳)」
「アンバサダースイート137㎡(約 82.7畳)」
「プレジデンシャルスイート256㎡(約 154.6畳)」
スイートが3種類もあります。
ホテル阪急インターナショナルの場合に至っては、
「シニアスイート60.0㎡(約 36.2畳)」
「エグゼクティブスイート75.0㎡(約 45.3畳)」
「インターナショナルスイート100.0㎡(約 60.4畳)」
「クラウンスイート111.1㎡(約 67.5畳)」
「プレジデンシャルスイート168.0㎡(約 101.5畳)」
なんと、スイートだけで、5種類も!
しかも、平米(㎡)も…正直、分かりずらいです!
日本人ならタタミの方が、イメージし易いです。
(私だけ?でも、一応タタミの表示もしておきます!)
対処法
この時の見分け方は、部屋の広さです。
どのくらいのグレードなのか知りたい場合は、
平米(部屋の広さ)を見れば大体のランクが分かります。
もちろん、客室面積が広い方がランクは上になります。
中には、部屋にホテルの名前を入れて、ホテル独自の高級感を出している部屋もありますし、よく分からない高級そうな名前が沢山ついている部屋もあります。
よく分からない場合は、部屋名前の後ろにどのランクが入っているのかと、客室面積の大きさを確認するといいでしょう。
ホテルの部屋のランク「スイート」とは?
ホテルの部屋のランクは、高級と言われるほど規定が多いようです。
まずは、スイートの部屋のランクの特徴を細かく見ていきましょう。
ホテル業界の指す スイートとは、部屋のランクを指す上で、ホテルの客室の中の最高級(最上等)の部屋のことを言い、ホテルのシンボル的ランクを指します。
本来の意味は「複数の部屋が一続き」と言う意味のスイートです。
日本国内のホテルで言うスイートとは、本来の「複数の部屋が一続き」の部屋に他の部屋との差別化を図って、豪華な家具と内装・客室面積も広く取っています。
そして、建物の最上階にその部屋を設けることによって、客室の中でも、最高級・最上等のランクの部屋と位置付けていることがほとんどです。
ホテルの部屋のランク「ジュニアスイート」とは?
ジュニアスイートとは、部屋のランクを指す上で、小規模のスイートのことを言います。
構造的に言うと、スイートのようにベッドルームとリビングの境に仕切りが無い、ハッキリしていない、ベッドルームとリビングが一緒になっている等…境界が曖昧な造りの部屋を言います。
境界が曖昧な分、部屋のサイズも縮小されています。
小規模のスイートとは言え、(高級な部屋という意味の)スイートには変わりはありません。
スイートと同等の、極上のサービスを受けることが出来るランクの部屋です。
ホテルの部屋のランク「エグゼクティブ」とは?
エグゼクティブとは、通常の客室に比べ施設・設備・サービスがワンランク上…と言う意味を含めた部屋のことを言います。
※エグゼクティブは、クラブルームと呼ばれることもあります。
部屋の構造にしても、スイートに決して引けを取らない上質な内装と高級な家具(調度品)を揃えていています。
サービスに関しても、スイートと同等の極上のサービスを受けることが出来るランクの部屋には間違いないです。
しかし、「エグゼクティブ スイート」のような名称の場合は、「贅沢なスイート」と訳され、形容詞として使われているので、少し紛らわしいですよね。
エグゼクティブランク以上の部屋は、ホテルの高層階にあり、「ラグジュアリーフロア」と呼ばれています。
かなりランクの高い部屋なので宿泊料金も高価格設定です。
ラグジュアリーフロアについて
エグゼクティブ以上のランクの部屋は、ホテルの高層階を占めていて「ラグジュアリーフロア」と呼ばれる特別なフロアになります。
一般の客室フロアと階数を隔てていて分かれていて、専用のフロント、専用のラウンジがあり、エレベーターも専用のエレベーターがあります。
一般のフロアよりも宿泊料金が高い分、充実したサービスを無料で受けられるため、有料の朝食やサービスを追加するよりもお得な場合もあります。
また専用ラウンジはルームキー等でアクセス制限され、一般フロアの利用者は立ち入ることが出来ないなど、セキュリティーも万全です。
ホテルの部屋のランク「デラックス」とは?
デラックスランクから一般の客室扱いになることが多いです。
客室の広さや充実したサービスと設備等、ホテルでの滞在を重視した部屋です。
記念日・特別な日の滞在の場合は、デラックス以上を選ぶと良いでしょう。
「デラックス」と言う言葉は、「デラックス◯◯」のような使われ方もしますから 紛らわしいのですが、「豪華な部屋」には変わりないようです。
ホテルの部屋のランク「スーペリア」とは?
スーペリアとは、標準クラスのスタンダードよりも「少し上等のランク」の部屋を意味します。
デラックス程 豪華ではないですが、標準以上の部屋です。
スーペリアの部屋は、割と部屋の構造がゆとりを持って造られていることが多く、ホテルの部屋で過ごすにはとても快適なランクの部屋です。
ホテルの部屋のランク「モデレート」とは?
モデレートとは、「中くらい」という意味です。
スーペリアとスタンダードの丁度中間の部屋を言い、スタンダードより上のランクとして使われる事が多いようです。
ホテルの部屋のランク「スタンダード」とは?
部屋の広さやサービス・設備等は標準ランクのグレードです。
滞在する分には十分ですし、過不足が無い感じの部屋のランクと言ったところでしょう。
ホテルやオンライン宿泊予約サイトにもよりますが、スタンダードランクの部屋が標準とされていて、宿泊料金は1万円前後の価格設定が多く、部屋の客室面積・設備・サービスも基準にされています。
ホテルの部屋のランク「エコノミー」とは?
一般的に一番お得感があるタイプの部屋です。
コンパクトな部屋ですが、必要最低限のサービス・設備が受けられます。
宿泊料金の安さが魅力で、滞在より観光や食事に予算を使いたい等、低予算の旅行には重宝されるランクの部屋です。
ホテルの部屋のランク「バジェット」とは?
部屋の眺望も気にならない、築年数が古ても雨風がしのげれば部屋は狭小でも、宿泊料金が格安ならそれで良い!
といった、とにかく予算を低く抑えたい利用者向けの部屋のランクです。
でも、最近では 大手ビジネスホテル全国チェーン店が、パジェットランクの部屋に力を入れていて、綺麗で新しいパジェットランクの部屋が、ネットやSNSなどに紹介されています。
もちろん旅行にもいいですが、旅行に行かなまでも 気分転換などに利用してみてもいいかも知れませんね。
ホテルの部屋のランク まとめ
さて、どうでしたか?
ホテルの部屋のランクについて、理解が深められましたか?
では、もう一度 おさらいですよ!
一般の部屋のランクは、案外分かり易いかも知れませんね。
ホテルのランクにベッド数が足してあるだけの表示がほとんどです。
グレードの高い高級なランクの部屋は分かりずらいから(笑)!
調べないと分からないかも知れませんね。
そこで、ホテルの部屋のランクに困ったら…
- ホテルの部屋のランク一覧表を見る!
まず、ホテルの部屋のランク一覧表を活用して、この部屋はどのランクの部屋なのか…確認しましょう! - ホテルの部屋の平米(㎡)を確認する!
ホテル独自の呼び名で表示されていると、本当にお手上げですが、部屋の客室面積を見れば、ランクが分かると思います。
客室面積が大きいと、それなりにランクの高い部屋という事ですからね。 - ホテルの部屋のランクの特徴を知る!
ホテルの部屋の特徴が分かれば、どんな目的で宿泊するのか…
予算に見合う部屋なのか…等、ホテルの部屋の基準が絞り易くなります。
と言う事です!
いかがでしたか?
ホテルの部屋のランクについて、参考になれば幸いです。
以上、shinobu リポートでした!