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飲食店情報

老祥記(ろうしょうき)はまずい?豚まんの口コミ!食べてみたが…

神戸老祥記1神戸南京町の老舗「老祥記(ろうしょうき)」に行って来ました!
というわけで、老祥記の口コミをしたいと思います。

老祥記って、最近まずいって話を聞きましたが、実際どうなんでしょうか?

老祥記は、食べログでTOP5000となっているお店。
TOP5000に選ばれているってことは、かなり美味しいと思われますが、果たして、どの程度美味しいものなのか。
気になりますよね!

結論からいいます。
私は、とっても!美味しかったーーー!

老祥記の豚まん3
老祥記はまずいなんてとんでもないです。
正直、今までで食べた豚まんや肉まんの中で一番おいしかったんです。

551の豚まんやコンビニの豚まんや肉まんとは、味が全く違いました!
皮がとても美味しくて、中から肉汁がドバー!
とってもジューシー!

老祥記の食べログページはこちら

老祥記は、1915年(大正4)創業の元祖豚まんの発祥のお店!
神戸南京町の中心部、南京町広場の目の前に老祥記はがあります。

では、早速 老祥記を口コミで詳しく紹介しますね。

老祥記の豚まんを頂きました

では、早速 老祥記の豚まんを頂いてみましょう!
今回 伺った時は、丁度「春節祭」でした。

南京町の西安門1南京町が朱色に染まって、本当に綺麗な光景でした。
南京町全体が装飾されていて…今回「春節祭」に行くことが出来て、とてもラッキーでした!
南京町の口コミも合わせて読んでね。

南京町の口コミはこちら >>

老祥記の店頭も「春節祭」の朱色に馴染んでいます!

老祥記1平日の比較的 空いている時間でも、ご覧の通りです。
並んでましたね。

老祥記の行列並ぶこと…約10分!
まぁ…早い方です。
土日祝日だと 1時間は並ぶらしいですから(汗)!

しっかり、買うことが出来ました!
出来立てホヤホヤです!
店内で頂くことも可能なのですが、人が行列で並んでいる横で食べるのはストレスなので、外で食べることにしました。

老祥記を出たところに南京町の「あずまや」があります。
折角なので、その「あずまや」で頂くことにしました。

南京町のあずまや1運よく、座る場所を確保できました。

南京町のあずまや2あずまやの中の様子です!
赤色が中華な感じで気分も上がります!

老祥記の豚まん1では、頂きます!

老祥記の豚まん2熱々ですっ!
中から熱い汁がドバーッと飛び出してきました!!!
本当にジューシーなので、皆さんは気を付けて下さいね(汗)。

ふかふかの、モチモチです!
本当!美味しいです!(^^)!

実は、それほど美味しくなくて、不味いのか?…本当に気になって!
他の人の口コミ投稿とか見ていると…美味しそうで、美味しそうで、食べてみたくて仕方なかったんです(汗)。

でも、食べてみて分かりました!
私は とても美味しく頂きましたよ v(^_^)v

南京町に来たなら、老祥記の豚まんを食べずに帰れません!

老祥記の概要

老祥記の店舗情報

店舗名 老祥記(ろうしょうき)
住所 〒650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通2丁目1-14
電話 078-331-7714
営業時間 10:00~18:30(売切次第終了)
定休日 月曜日(祝日の際は翌日に振替)
公式サイト http://roushouki.com/
備考 比較的空いてる時間帯
平日 10:00 ~ 11:00 / 17:25 ~ 18:15
※土・日・祝日には開店と同時に長蛇の列です。
(平均待ち時間30分~1時間)
※雨の平日も狙い目です!足元に気をつけてご来店ください。
南京町北路沿い 南京町広場の目の前にあります。
南京町東西南北の交差点2件目です。

老祥記のマップ

老祥記のアクセス

JR神戸線 元町駅から 徒歩約3分
市営地下鉄湾岸線 旧居留地・大丸前駅から 徒歩約3分
市営地下鉄湾岸線 みなと元町駅から 徒歩約5分

老祥記は元祖 豚饅頭の店

中国 天津地方の天津包子(テンチンパオツー)と呼ばれる饅頭を日本人の口に合うように考案せれたのが…豚饅頭(ぶたまんじゅう)!

ここ、老祥記が元祖、豚饅頭の発祥のお店です。
初代 曹 松琪(そう しょうき)さんが、来日したのが1915年の事です。

日本人にも、包子(パオツー)を食べて欲しいと願い、日本人にも馴染めるように「豚饅頭」と命名し、南京町で日本初の豚饅専門店を開業しました。
そう、豚まんの元祖です!

今やあまりの人気ぶりに、南京町広場を挟んで斜め向かいには、姉妹店の「曹家包子館(ソウケパオツーカン)」も出来ました。

神戸曹家包子館曹家包子館の豚まんは、老祥記の豚まんよりサイズが大きく、お得感があります。
老祥記が定休日の際には、椎茸入り豚まんはお休みし、老祥記の豚まんを販売しています。

今の「曹家包子館(ソウケパオツーカン)」の豚まんは、中国乾燥椎茸を使った新しい豚まんです!
三大旨味成分と言えば「グルタミン酸」「イノシン酸」そして「グアニル酸」干し椎茸の旨味成分(グアニル酸)がタップリ!入った豚まんは、美味しいに決まってます。
次に来たときは、絶対に食べたい一品です。

老祥記の姉妹店 曹家包子館

曹家包子館の店舗情報

店舗名 曹家包子館(そうけぱおつーかん)
住所 〒650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通1丁目-3-7
TEL 078-331-7726
営業時間 10:00 ~ 18:30 (売切次第終了)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日)
公式サイト http://www.roushouki.com/paotukan/
備考 椎茸豚肉包 1個 100円
老祥記が定休日の際は、是非!曹家包子館に行ってみよう!

老祥記の歴史

中国浙江省寧波出身の初代 曹 松琪(そうしょうき)さんは、横浜で調理師として働いていました。

妻の千代さんと横浜で出会い結婚し、一度は中国上海に帰るものの、中国で日本に店を持っていた人から譲り受けた店が…神戸南京町の今の老祥記だったのです。

日本に戻り老祥記を始める頃は日本はまだ戦前で、主に中国船員を相手に商売をしていました。
しかし、体が丈夫ではなっかた松琪さんは、二代目 曹 穂昇(そうほしょう)さんが12歳の時に他界してしまいます。

しかし、妻の千代さんは強かった!
松琪さんが亡くなっても、一人で店を守り切りました。
いつしか…千代さんの人望・人柄から、神戸南京町のボス(ドン)になっていきました。
治安のいいとは言えない南京町で、頑張って商売を続けていったんですね。

そんな中、第二次世界大戦で神戸が空襲を受け焼野原になっても、麹だけは必死に守りました。
麹があれば何とかなる!
…凄いです!千代さん流石です。
何とか店も二代目 穂昇さんと力を合わせて再開させことが出来ました。

戦争が終わると、南京町の雰囲気も一変します。
町の中国人もみんな祖国に帰ってしまい、代わりに町はアメリカ兵相手のお店が増えていきました。
治安も益々悪くなっていきました。

それでも千代さんの守り続けた麹は、穂昇さんの妻の玲子さんがしっかり受け継ぎ、守られていました。
一般の人は決して近寄らないような南京町でも、老祥記の豚まんの美味しさは口コミで広がり、訪れる人が後を絶ちません!

凄いことです。
SNSも無い時代の事です。
千代さん・玲子さんの守ってきた味は本物ですね?

あまりの扉の開け閉め多さに、扉の取っての部分に穴が開くほど!

老祥記の穴の開いた取っ手出典:老祥記公式サイトより
早速、メディアが取り上げます!(と言ってもこの時代は主に新聞なんですけど)その結果…もちろん、店は大繁盛です。

神戸の街も1980年代に入ると、81年に神戸はポートピアが開催決定することになって、神戸は街を挙げて観光開発に力を入れます!

北の異人館、南の南京町…凄いです!
三代目・曹英生(そうえいせい)さんは、神戸の人々と共に数々イベントを企画しました。

82年に南楼門を設置、83年にあずまやを設置して、今や定番となった、お正月を過ぎた頃に行われる…春節祭も企画しました。
結果、南京町の区画整備が進み、観光客が押し寄せる魅力的な町に生まれ変わりました。

震災パネル1しかし、ご記憶の方も多いと思いますが、1995年阪神淡路大震災が起きてしまいます。

神戸の街は、もはや壊滅状態にもかかわらず、いち早く動いたのは…
南京町の人々でした。
南京町では、直ぐさま無料の炊き出しをしました!

何度も、ピンチを切り抜けた老祥記と神戸の南京町の人々の甲斐あって、神戸の南京町では今尚、行列が絶えません。

現在、老祥記は四代目が継いでいて、若い店主 曹 祐仁(そうまさひと)さんが切り盛りをしています。
是非、今後も応援したい老祥記と神戸の歴史のお話でした。
参考:老祥記公式サイト 老祥記物語より

老祥記の豚まん

老祥記の職人さん達は、なんと1分間に13個もの豚まんを包むことが出来ると言います。

老祥記の厨房出典:老祥記公式サイトより

1つのセイロに50個を入れ、そのセイロを4段に重ねます。
強火で一気に蒸すこと、8分45秒!だそうです!

1日に、実に1万3000個も作るそうです!
常に完売してしまうので、早めに買いに行きましょう!

価格は1個100円、3個以上の受付です。
(※ 2020年1月20日現在)

3個から店内でも食べられますが…お店の中まで行列が続いているので、落ち着かないかも(汗)
ここは、南京町です!
「食べ歩き」も楽しいので…それもありかも!
しかし…出来立ては、実に美味しいです!
何でこんなに美味しいんだろう?

老祥記の美味しさの秘密

中華まんの生地は、生地にイースト菌を使ってふんわりとさせる方法が一般的な手法に対し、老祥記は麹を使って生地を発酵させるのが特徴のようです。

老祥記では、現在も中国から持って来た100年前の麹を大切に培養して使っています。
麹の特徴として、場所を移してしまうと味が変わってしまうため、今も尚、今の場所でお店を出し続けています。
創業からずっとこの味を守ることが、老祥記の美味しさの秘密だったんですね。

老祥記のまとめ

老祥記がまずいって、誰が言ったんでしょうか。

それとも、昔はもっとおいしかったのか…
わたしは、初めて食べたので昔との比較はできませんが、とにかくおいしかったです。

神戸南京町は、規模こそ小さいけれど…とても魅力のある町です。

南京町の町の様子2老祥記だけではないと思いますが、老舗と呼ばれるお店が、沢山ありますが、そのお店 お店 一つ一つに歴史があるんですよね。

一つの事を、ずっと続けるってとても大変なことです。
頭が下がります!

老祥記のことを調べていて、印象に残ったことは…
老祥記の歴史の所です。

お客さんが、来店の度に戸を開け閉めする際に、扉の取っ手に穴が開いてしまった!…と、言う件です。
これは本当に、物凄いことです!

私自身の実家が商売をしていたので、よくわかります。
しかも、今尚 その味を守り抜いている姿には…尊敬すら覚えます。

老祥記を紹介するにあたり、神戸の人達の歴史や思いに触れることが出来て、元気が出ました!
ありがとうございました。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
楽しんで頂けたら、幸いです。

以上、shinobuリポートでした!

食べログで老祥記をさらに詳しく