有馬温泉にある「有馬きらり」の口コミの記事です。
有馬きらりは 日本屈指温泉街の中にある、有馬温泉の源泉を引く温泉旅館です。
有馬温泉街と言ったら、数多くの宿があります。
どの宿にしようか…
本当に迷ってしまいます(汗)!
いろんな有馬温泉宿の情報や口コミ、評判を見ました。
その結果、素敵な客室と温泉、料理があるのに料金もそこまで高くない有馬きらりに宿泊先を決めたのです。
まず 初めに言っておきます。
実際に有馬きらりに宿泊してみて良かったのか?
有馬きらりは、泊まる価値があったのか?
はい。
泊まる価値のある温泉旅館でした!
もっと言えば、リピートしたい宿です!
有馬温泉観光協会公式サイトに登録されている31施設の中でも、
有馬きらりは唯一 内湯と外湯が同時に楽しめる宿です。
有馬きらりの内湯
有馬きらりの内湯の大浴場は、金泉、銀泉とも入ることが出来ます。
大きな浴槽はこの2種類だけですが、なかなか大きな浴槽なので気持ち良かったです。
もう、それだけでも十分満足。
しかし、それだけじゃないのが、有馬きらりの外湯です。
有馬きらりの外湯
有馬きらりの外湯とは、同じ敷地内に併設されている温泉テーマパーク「太閤の湯」事です。
温泉テーマパークと言いますが…侮ってはいけません!
なぜなら、太閤の湯は、有馬温泉 源泉100%かけ流しだからです。
ちなみに 有馬きらりは「太閤の湯」のオフィシャルホテル。
そのため有馬きらりに宿泊すると、太閤の湯が入り放題です!
内湯はもちろん、外湯も楽しめるなんて…とても贅沢な宿ですよね?
有馬きらりのディナー
そして、宿のお楽しみと言えば…そう、食事!
食事は和食と洋食のコラボ、言うなればフュージョン懐石です。
宿では「新和食:ヌーベルジャパネスク」と呼んでいます。
そして、有馬きらりのお食事が…本当に凄かった!
しっかり頂いてきましたので、後ほど、驚きの新和食(写真付き)の紹介もしますのでお楽しみに。
では、有馬きらりの情報を中心に、盛りだくさんの口コミをして行きたいと思います!
有馬きらりの基本情報
まずは、有馬きらりとは、どんな宿なのでしょうか?
有馬きらりの基本情報を見ていきましょう。
施設名 | 有馬きらり |
---|---|
住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区 有馬町池の尻292-2 |
TEL・FAX | TEL 078-904-2295 (受付 8:00〜20:00) FAX 078-904-0993 |
チェックイン チェックアウト |
チェックイン :14:30 チェックアウト:11:00※宿泊プランごとにチェックイン・チェックアウトの時間の設定がある場合は、そちらが優先されます。 |
支払形態 | 現金・カード(VISA、UC、DC、JCB、アメックス、セゾン、UFJ、マスター、ダイナース、セディナ、ベルソナ、ニコス、ジャックス)
※一部の現地払いプランの支払いには利用出来ない場合があります。 |
公式サイト | https://www.arima-view.com/ |
客室 | 54室 |
温泉 | 有馬温泉(循環ろ過)にごり湯 |
創業 | 1962年 ※リニューアルは、2019年4月1日 |
構造 | 地下1階 地上6階建 鉄筋コンクリート造 「いろは館」・「東館」2棟構造 有馬温泉「太閤の湯」併設 |
営業延床面積 | 8,487 ㎡ |
駐車場 | 約100台 (宿泊者無料) |
送迎バス | 有 ※有馬温泉の電車の駅・バス停・ロープウェイ駅への無料送迎 |
備考 | ◆宿泊者特典◆ ・同じ敷地内の「太閤の湯」を無料で何度でも利用できます。 ・宿泊当日とチェックアウトの後も、「太閤の湯」を無料利用できます。 ・車で来た宿泊者は、駐車場も無料で利用できます。 |
有馬きらりまでの道順
有馬バスターミナルから有馬きらりまでの道順をご紹介します。
有馬きらりは、有馬温泉駅から約400m(徒歩約7分)。
阪急バス有馬温泉案内所から約300m(徒歩約5分)と、好立地な場所にあります。
私は大阪(梅田)から 阪急バスで来ましたので、有馬温泉案内所から徒歩で有馬きらりまで行きました。
有馬温泉案内所を有馬川のある方へ進むと、川沿いの大きな三叉路の差しかかります。
有馬川は、川の傍まで降りて近くに行くことが出来ます。
ちょっとした公園の様な…散策コースのようですね!
丁度 綺麗に整備されて、補修工事が終わりそうな所でした。
有馬川の奥の方に見えるのが、太閤橋です。
そんな有馬温泉の中心を流れる有馬川を横目に、お散歩気分で歩いていると…
途中、有馬温泉ゆかりの太閤秀吉の正室ねね様の銅像と、そこに架かるひと際目を引く赤い欄干の「ねね橋」があります。
有馬きらりに行く途中に寄り道です(笑)!
ねね橋の袂に佇む、太閤秀吉の正室ねね様の像…
このねね像の見つめる先には、豊臣秀吉像があることをご存じでしたか?
ねね橋の約100m程北西の方向には、太閤秀吉にちなんだ「太閤橋」があります。
太閤橋の先にある「湯けむり広場」は 豊臣秀吉像があって、この秀吉像もねね様の像の方向を向いていて…
2人は有馬川を挟んで見つめ合っているって噂が立っています!(笑)
さて、噂話はこの位にしておいて、有馬きらりに向かいましょう!
ねね橋を目印に、傍のコンビニの横の坂を登ります。
坂を登る前の「万年橋」の前にも案内の看板がありますので、迷わないと思います。
少々きつめの坂を登ると見えてきたのが…有馬きらりです。
ここまでの所要時間は、本当に5分足らずです!
写真を撮りながら歩いてきても、10分もあればお釣りが来ます。
有馬きらりの外観
では、外観の様子から紹介しましょう。
丁度、有馬きらりに行ったのが4月の上旬でしたので、まだ桜が残っていました。
広い駐車場は、車があまり止まっていなくて、更に広々としていました。
折角なので、桜と有馬きらりとちょっとだけ駐車場です(笑)!
有馬きらりは、送迎バスのサービスもしていて、宿の前に送迎用のバスが止まっていました。
有馬きらりでは、1人から送迎サービスをしてくれます。
予約が必要ですが、有馬温泉地区なら 電車の駅やバス停、ロープウェイ乗り場に、送迎バスで送り迎えをしてくれます。
有馬きらりのエントランス
有馬きらりのエントランスの前に…ちょっとした遊び心がある面白い物を見つけました!
なんと、玄関先にトリックアートが(笑)!
なかなか…粋ですね。
イタリアを中心に承認されていると言う 路面にチョークを使って絵を描く伝統的なトリックアート。
これが有馬きらりのエントランスにも作品の一部が展示されているとの事です。
(「六甲ミーツアート」と言う六甲山株式会社が主催のイベントの一環)
面白い物を見せて頂いたところで、早速、有馬きらりの自慢のエントランスを見てみましょう!
自動ドアが開くと見えてきたのが…
太鼓橋を思わせる緩いアプローチと、高い天井には天傘の様な大きな照明がお出迎えです。
正面にはこの時期にピッタリの桜の彩墨画です!
訪問した日が4月の初旬だったので、本当にピッタリです。
迫力がありますよね~!
ロビーの壁面に飾られているのは、彩墨画家 宓 冬瑩(ミー・トンイン)氏の手掛けたサイズ500号(276×420cm)を超える淡墨桜をモチーフにした彩墨画大作“桜”です!
宓 冬瑩(ミー・トンイン)さんとは?
書画家・芸術学博士の宓 冬瑩(ミー・トンイン)さんは、実は女性の作家の方なんです。
スラっとした容姿からは想像が出来ない程の力強い作品を制作する、1974年生まれの 中国浙江省出身の女流画家です。
2019年4月には、阪急梅田本店で「現代彩墨画展」の個展を開くなど…今 勢いのある現代アート作家のひとりです。
エントランスを通る時は、天井の大きな傘の様な照明…
能登桧葉の天傘が印象的です。
桧葉 独特のいい香りがして…思わず癒されてしまいます!
そして、気になる天井の天傘は、能登桧葉天傘(のとひばてんさん)と呼ばれていました。
こちらも実に迫力があります。
能登桧葉(のとひば)とは?
能登ヒバ(桧葉)とは 石川県の県木で能登地方で取れた木材を能登ヒバ(桧葉)と呼びます。
桧葉の特徴はとても良い香りがすることで、よく知られていますよね。
ヒノキ(桧)と見た目も香りもよく似ていますが、桧葉はシャープな香りで、桧はマイルドな感じです。
(個人的感想!)
しかし、桧葉はとても良い香りがする天然のアロマなだけではありません。
桧葉には、強い殺菌・防腐効果と消臭効果がある上、十分な強度を持っていることから、建築木材(水廻り空間の材料として最適)だったり、まな板や箸にも活用されていようです。
気になるお値段は…(笑)、一般に流通している杉の1.6倍から2倍程度の価格だそうです。
(2021年3月時点の能登ヒバ(桧葉)の相場です。)
能登桧葉の天然アロマの香りと、Bang & Olufsen(バング&オルフセン)のスピーカーからのヒーリングミュージックが流れていて、訪問早々癒されています。
ヒーリングミュージックは季節ごとに変えているそうです!
有馬きらりのロビー
さて、ロビーに向かいましょう!
ロビーに入る前には検温と消毒をします。
有馬きらりでは、感染症予防対策もちゃんと対応していました。
こじんまりとしたロビーです。
小さなテーブルと椅子が3セットありました。
チェックインやチェックアウトの時や、送迎バスの待ち合わせなど、腰を掛けるのに丁度良いかも知れませんね。
小さなロビーには、売店もあります。
大きな売店ではありませんが、ちょっとしたお土産ならこちらの売店で購入可能です。
その売店の横には、自動販売機のコーナーもあります。
ちなみに、客室のフロアにも自動販売機はありますが、ロビーの自動販売機の方が若干種類が多いかも知れません。
それから、ロビーの自動販売機は、交通系のICカードとバーコード決済が使える機種があります!
客室フロアの自動販機は現金のみです。
しかし、アルコールがあるのは嬉しいですね!
自動販売機の場所や値段など、後ほど詳しく紹介します。
有馬きらりのフロント
有馬きらりのフロントです。
こちらも ロビー同様、大きなフロントではありませんが、ご覧の通りスッキリしています。
少し、早めに着いてしまったので、荷物が預けられるか聞いてみました。
もちろん、預かって頂けるそうです!
良かったです(汗)!
荷物の引換券を渡してもらったので
一旦荷物を預けて 仕事に出かけます。
有馬きらりの荷物預かり
有馬きらりでは、チェックインの前の荷物の預かりをしてくれますので、フロントに荷物を預けてそのまま出かけることが出来ます。
チェックアウト当日なら、荷物を預かってもらえるので、フロントに声をかけて下さい。
有馬きらりのフロントには、公式サイトの紹介では温泉コンシェルジュがいるそうですけど…
私の訪れた日にはいませんでした(笑)。
希望によっては、温泉の入り方や健康に関するアドバイスなど指導してくれるようなので、興味のある方は予約の際に確認をしておくと当日にはコンシェルジュ手配してくれるそうです。
有馬きらりは、とにかく温泉が名湯ですから!
出来れば…効果的なお湯の浸かり方が知りたいものです。
太閤の湯の利用チケット(宿泊者特典)
有馬きらりの最大の宿泊者特典について、説明しておきましょう!
チェックインの際に、館内の説明がありますが…
この時に「太閤の湯」の入り放題のチケットも頂けます!
この交通手形の様なチケットがあれば、滞在中は 何度でも「太閤の湯」が入り放題です!
「太閤の湯」館内の温泉はもちろん、フードコート(食事も喫茶店も)、売店、岩盤浴、露天風呂…全部利用ですます!
そして、宿泊者特典のもう一つがあります。
「太閤の湯」で使用できる 有料岩盤浴「太閤夢蒸楽」1回550円(税込)の無料チケットも頂けますので、嬉しいですよね?
有馬きらりのお休み処 ゆるり
フロントの横には、ラウンジがあります。
和風旅館なのでラウンジと言うより…
お休み処って感じですね?
有馬きらりのお休み処「ウェルカムホワイエ・ゆるり」には、
ウェルカムドリンクが用意してありました!
早速、中に入ってみましょう!
観音開きの大きな入口は、ゆとりがあって入り易いです。
入口から右の方向に開けた空間は、喫茶店の様な造りです!
営業時間は 14:00~16:00
店内はセルフサービス方式です。
営業時間からして、到着した宿泊客のお出迎えの為の、施設だと思われますが…
時間内であれば 何度も利用可能とのことでした。
メニューは ホットとアイス、それぞれ3種類ずつ。
ウェルカムホワイエ・ゆるりのメニュー
〈ホットメニュー〉
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
〈アイスメニュー〉
・オレンジジュース
・冷水(デトックスウォーター)
・アイスコーヒー
もちろん!上記のメニューは全部無料です!
感染防止対策が無ければ、カウンター席だったであろう場所に、所狭しとセルフサービスの用意がされていました。
コーヒーは、ドリップメーカーで既に落としてあるコーヒーでしたが、丁度コーヒーを落としたばかりだったので、淹れ立てのコーヒーでした!
緑茶はティーパックの緑茶です。
茶器は色んな種類があって、好きな茶器を選んでお茶を淹れて下さい。
紅茶は5種類(ローズヒップ、カモミール、ルイボス、アールグレイ、ダージリン)こちらもティーパックですが、セルフなので好きな味と香りが選べます。
オレンジジュースは苦味があったので…
多分ですが、果汁100%なのでは?
と思っています(勝手な推測です…笑)。
冷水は、ただの冷たい水ではありませんでした。
デトックスウォーターです!
デトックスウォーターは、果物や野菜を漬けただけの水なのですが…水に植物の栄養成分と良い香りがしみ込んだ、今話題の水なんですよ~!
有馬きらり出、頂けるなんて思いもしなかったので、ちょっと感激です。
ちなみに、今月のフレーバーは「レモンとライム」だそうです。
(2021年4月のフレーバー)
別の角度から見たゆるりの様子です。
他にお客さんがいなかったので…貸切りです(笑)!
私もコーヒーを頂きました!
有馬きらりに着くまでの長旅、かなり歩きましたからね!
(冗談です!ほんの5~6分です 笑!)
客室に向かう前に…ホッと、一息つきます (^O^)!
有馬きらりの館内図
有馬きらりのフロアガイドを確認します。
まずは、館内の構造を把握しておきたいところですよね。
有馬きらりの建築構造は「いろは館」と「東館」の2館構造です。
いろは館は、1階にフロントがあり、地下が宿泊者専用大浴場、4階~6階が客室(2名~4名対応の客室)。
東館は、4階に「ダイニングきらり 一期一會」があり、4階~5階が客室(551~556号室は最大~8名対応の客室)です。
「いろは館」と「東館」の2階~3階は「太閤の湯」です。
有馬きらりと太閤の湯は館内で繋がっているので、浴衣のまま行き来が出来ます。
エレベーターは有馬きらり専用エレベーターと、太閤の湯への連絡エレベーターの2基ありますが、有馬きらり専用のエレベーターは2~3階の太閤の湯には止まりません。
(太閤の湯の利用者が間違って、客室に入ることはありません)
太閤の湯にあるレストラン「花じゅらく」は、宿泊客の朝食会場でもありますから、宿泊客は太閤の湯に行き放題です!
もちろん、お風呂も入りたい放題です!
有馬きらりの全体の館内地図も確認しておきましょう。
有馬きらりの浴衣
フロントでチェックインの手続きが終わり、ゆるりで少し休憩してから客室に向かうのですが…
その前に有馬きらりのスタッフに促されて案内されたのが、浴衣のコーナーです。
有馬きらりでは館内を浴衣で過ごしますので、館内用の浴衣を4種類の中から選べます。
ちなみに…
Sサイズ 150㎝対応
Мサイズ 160㎝対応
Lサイズ 170㎝対応 です!
お子様用の浴衣もありますので、予約の際に確認するといいでしょう!
有馬きらりのエレベーター
先程、エレベーターについて少し触れましたが、詳しく見てみましょう。
4階の客室フロアにあるエレベーターです。
宿泊者専用エレベーターはいろは館の一番奥の端にあります。
シンプルで、エレベーターのみですから分かり易いです。
そして、もう一つの連絡用エレベーターには 案内が表示されているので、こちらも比較的分かり易いです。
太閤の湯へ続く 太閤の湯連絡用エレベーターは、「いろは館」と「東館」の中間あたりにあります。
なんと、エレベーターに太閤秀吉のトレードマークの「ひょうたん」の柄が付いています!
有馬きらりの専用エレベーターより…
豪華絢爛な気がするのは気のせいでしょうか(笑)?
エレベーターの中も見てみると…
エレベーター内部にも、しっかりフロアガイドがありました。
初めて乗るエレベーターなら、何階に何があるのか…時々分から無くなることもあります。
ええっ…それは、私だけ?(笑)
フロアガイド(案内図)があると安心です。
太閤の湯に行く場合、エレベーターに乗る前にやらなくてはならに事が、一つだけあります。
太閤の湯は、施設内がはだし(素足エリア)仕様なので、スリッパなどの履物は、自分の部屋番号の棚に収納したからエレベーターに乗ります。
有馬きらりの客室フロア(廊下)
ロビーから有馬きらり専用エレベーターに乗り、4階の客室フロアに降りたところです。
エレベーターホールですね。
エレベーターを降りたところに、展示物があります。
有馬には「有馬百人一首」と言う、有馬ならではの歴史ある百人一首があるそうです。
古くから名湯として親しまれてきた有馬温泉、多くの歌人が有馬の事を歌にしてきた中でも、二千首の中から選りすぐりの百選が「有馬百人一首」なのだそうです。
館内の廊下の様子です。
窓から明かりを取っている訳でもないのに…
館内が全体的に、淡いピンク色で非常に明るく、とても清潔感があります。
有馬きらりは 温泉旅館だけあって、客室の各階に名前が付いています。
6階フロアは「ふわり」、5階フロアは「ひより」…
今回私の部屋がある4階は「はなえみ」です。
廊下の所々に、先程紹介した「有馬百人一首」の歌が披露されていました。
温泉旅館だけあって、風情があるのがいいですね!
有馬きらりの客室
では、いよいよ客室の紹介をしたいと思います!
4階の「はなえみ」フロアの 410号室です。
ここにも ひょうたんがありましたね!
ドアを開けます!
明るいです!
第一印象は、「とても綺麗~~~!」です。
順を追って紹介していきますね。
まずは、玄関ドアです。
客室の内部からみたところです。
ドアの内側には、現在の部屋の位置と避難経路が書かれていますので、万が一の時の為に必ず確認をすることをお勧めします。
和風旅館の特徴である、三和土(たたき)がありますね。
割と広めに感じました。
靴箱の上に空間があるので、圧迫感は感じません。
靴箱もかなりの靴が収納出来そうです。
(10足は入りそう!)
有馬きらりの館内用のスリッパが、部屋の玄関に用意されていました。
三和土を上がってすぐの押し入れの様な収納棚は、荷物が入るクローゼットです。
なかなか 大きな収納棚なので、持ち込んだ荷物は全て棚に入りました。
ハンガーは計6本かかっていて、浴衣盆(乱れ箱)には部屋用の浴衣と袢纏(はんてん)がありました。
こちらの浴衣は多分…寝巻の類だと思います。
ちゃんと 消臭剤もあったので、着ていた服にシュッシュ!ってしておきました(笑)!
玄関先の様子はこの位にして…
客室に いざ 潜入です!!!
部屋自体は、約 8畳の和室です。
畳は琉球畳!…市松模様が粋ですね!
部屋のタイプは「ムーン」と言うタイプの部屋です。
月をモチーフにした開口窓がモダンです。
もちろん、満月をイメージした開口窓ですね。
障子越の明かりが…柔らかく、とても綺麗な部屋です。
開口窓の外側から見た部屋の様子です。
思いの外、広いです。
余計な物が無いのが、そう思わせるのでしょうか?
お気付きでしょうが 開口窓に腰掛けがあり、部屋の中から季節の移り変わりを眺めることが出来ます。
部屋の中央の座卓に置かれているのは、電気ポットとお茶のセットと有馬きらりの宿の注意事項が書かれた冊子です。
座卓の中央には…
嬉しい ウェルカム スイーツです!
有馬温泉銘菓 「炭酸煎餅」ですね~!
味は、抹茶クリームサンドの炭酸煎餅でした。
ロビーにある売店でも購入可能です。
和室にある押入れには、布団が閉まってありました。
旅館の夕食の間に仲居さんが布団を敷いてくれるんですよね!
あああ…旅館ですね~!
なぜかほっこりしますね~!
床の間の飾りも…味があっていい感じです!
有馬きらりの設備
さて、今度は部屋の設備を見てみたいと思います。
部屋の空調はビルトインエアコンで、何処にあるか分からないような、天井と壁の際にありました。
温度設定等のパネルは、エアコンの吹き出し口の下辺りの、部屋の電気のスイッチの横にあります。
シンプルな部屋の造りなので、直ぐに分かりました。
続いて、床の間にあるセーフティーボックス(金庫)と、その上にある室内電話です。
室内電話が まさかこんな所に?
…と、金庫と同じ黒なので、分かりませんでした!
上にある、ボックスティッシュも カモフラージュせれていたので、分かりません(笑)!
続いて、冷蔵庫は何処にあるのでしょう?
実は…こんな所にありました!
開口窓の腰掛の奥に板の間があり、目隠しのように冷蔵庫がありました。
小さな冷蔵庫の中はご覧の通り空です。
有馬きらり館内にも、自動販売機が各フロアにありますので、飲み物を買ってきて冷蔵庫に入れておくといいですね。
好みの飲み物が無くても、徒歩圏内にコンビニがありますから、有馬温泉街を散策に出かけた時にでも、買っておくといいかも知れません。
そして、部屋の隅にちょこんと置いてあるのが…
この時期は特にあると嬉しい「シャープ加湿空気清浄機プラズマクラスター」です。
有馬きらり客室のアメニティー
有馬きらりには、宿泊者専用 有馬温泉大浴場や、外湯の温泉テーマパークの「太閤の湯」もありますが、客室内にも洗面所とユニットバスがあります!
そうですね、わざわざ分けて言うってことは…
洗面所とユニットバスは、別々に設置せれています。
客室洗面所のアメニティ
客室のドアを入って左手の扉を開けると、洗面所があります。
扉が付いているので、脱衣所も兼ねています。
洗面所の鏡は壁一面の大きさなので、とても広く感じます。
では、洗面所のアメニティーを確認です。
まずは、ドライヤーですね。
小泉成器の「koiumiコスメティックマイナスイオンドライヤー」のようです。
場所を取らない自立型がいいですね!
洗面台の横には、可愛い籠に入った洗面セットがあります。
見て頂きたいのが…
個包装になっていますが、この袋に注目ですよ~!
なんて、可愛らしい包装なんでしょう!
和風なところが、何ともいい感じです。
客室お風呂のアメニティ
続いては、ユニットバスです。
洗面所の中に更に扉があり、その中にユニットバスがあると言う訳です。
折角 洗面所があるのに…ユニットバスにも鏡と洗面台がありました。(笑)
ユニットバスなので、洗面台もきっとセットなのでしょうね。
トイレは温水シャワー付きトイレです。
客室風呂の備え付けの備品は、業務用のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープです。
メーカーは「花王」の製品なので、問題はなさそうです。
一応、シャワーの水圧も確認しましたが、4階の客室でも勢いよく水が出ましたので、問題はなさそうです。
温泉旅館なので、部屋のお風呂には とうとう入ることはありませんでした (^_^;) !
客室和室のアメニティ
和室のアメニティーも確認です!
座卓の上の四角い箱の中のお茶のセットです。
急須と湯呑茶わん4つ、ティーパックの緑茶がありました。
電気ポットも、そのまま むき出しで置いてありましたが、何故か…部屋がシンプルなので、全く違和感がありません!
ちなみに電気ポットは「タイガー蒸気レス電気ケトル わく子」です。
蒸気がほとんど出ません!
凄い…うちにも欲しい…。
先程も紹介しましたが…
有馬温泉銘菓 「炭酸煎餅」抹茶クリームサンドです。
本当、美味しかったですよ!
でも、シュワシュワしませんけどね(笑)。
客室の基本アメニティーのまとめ!
以下の備品は客室の基本アメニティーなので、どの部屋にも必ず用意されているようです。
セーフティボックス
バスタオル
フェイスタオル
シャンプー
コンディショナー
ボディーソープ
歯ブラシセット
浴衣(部屋用)
カミソリ
シャワーキャップ
コットンセット
ドライヤー
ヘアーブラシ(くし)
茶器
グラス
電気ポット
ティッシュペーパー
スリッパ
ハンガー
ここに書かれていない備品はフロントに確認するか、必要であれば事前に用意をして持参すると安心ですね。
有馬きらりの部屋別タイプ
有馬きらりの他の部屋のタイプも見てみましょう。
私の部屋は、ムーンのタイプの部屋でした。
MOON (月をモチーフ) |
部屋の設備 宿泊定員:4名 和室:8畳 ユニットバス、洗面所、トイレ(ウォシュレット)、禁煙 |
---|---|
SHOIN (火灯窓風を…) |
部屋の設備 宿泊定員:4名 和室:8畳 ユニットバス、洗面所、トイレ(ウォシュレット)、禁煙 |
SKY (ツリーハウス) |
部屋の設備 宿泊定員:4名 和室:8畳 ユニットバス、洗面所、トイレ(ウォシュレット)、禁煙 |
客室 (プルミエ) |
部屋の設備 宿泊定員:6名 和室:最大12畳 洗面所、トイレ(ウォシュレット)、禁煙、特製壺湯、レインシャワー |
迎賓館 (広々…豪華) |
部屋の設備 宿泊定員:最大8名 和室:最大16畳 部屋風呂、洗面所、トイレ(ウォシュレット)、禁煙 |
有馬きらりの喫煙所情報
館内は、全室禁煙です。
喫煙は喫煙室でお願いします。
喫煙所の場所は赤い◯の、3階の「太閤の湯」の喫煙コーナーです。
黄色の◯は4階の「ダイニングきらり」の前の階段です。
この階段を下ると「太閤の湯」の3階フロアに出ますので、右に進むと見えて来ます。
有馬きらりの温泉について
有馬きらりの大浴場で使用されている温泉は、敷地内から湧出する温泉を利用しています。
有馬温泉の名湯と呼ばれている金泉と銀泉の両方の温泉を楽しむ事が出来ます。
有馬温泉は、日本書紀や古事記などにも記されていた日本最古の温泉で、道後・白浜に次ぐ日本三大古湯と呼ばれています。
日本の第34代舒明天皇(じょめいてんのう)時代から、有馬温泉の名が全国に知れ渡るようになりました。
ただ歴史が古いと言うだけでなく、草津・有馬・下呂三大名泉とも言われることから、泉質も確かな温泉です。
特に、金泉と呼ばれている「赤湯」は見た目も茶褐色で、含鉄塩化物泉としては日本一濃い温泉で有名です。
約600万年前の古海水が地中深くの約60キロmから湧出した、高濃度の有効成分をタップリ含んだ日本で一番濃いと言われる温泉 有馬温泉の金泉。
金泉は、元は海水なので舐めると物凄くしょっぱいです!
有効成分をタップリですが、飲用温泉ではありませんから飲まないでくださいね!
有馬温泉のお湯は、この茶褐色の「金泉」と、それ以外の無色透明な「銀泉」と呼ばれる源泉の2種類です。
しかも、有馬きらりの温泉(金泉・銀泉)は、秀吉が実際に入浴したと言われている「極楽泉源」や「有明泉源」と「敷地内の泉源」など複数の泉源から引いてい使用しています。
有馬温泉
金泉:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
銀泉:炭酸ラジウム混合低温泉
泉源:天神泉源、有明泉源、炭酸泉源、太閤泉(飲泉場)、極楽泉源、御所泉源、妬(うわなり)泉源
鉄分が多い為、タオルなどの布をかけっぱなしにすると赤褐色に染まると言われています。
そのため金泉を通るパイプは、鉄分が多いせいですぐに錆びてしまい 5年も持たないとか…
現在でも今尚、コンコンとお湯は沸き続けています!
有馬きらりの金泉について
有馬きらりの金泉は、天然温泉加水(希釈)循環です。
加水して薄めてあるの?
って思いますが、金泉の源泉は非常にあたりが強い温泉です。
「太閤の湯」にある源泉かけ流しの100%源泉湯の「太閤の岩風呂」は、有効成分が強すぎて入浴の時間制限があるほどです。
加水していますが、効能に問題は無いようです。
金泉の有効成分には、鉄分と塩分が含まれています。
塩分は保温・保湿効果が期待できますし、更に皮膚の上に薄い膜を作る働きがあると言われています。
何より体が芯から温まり湯冷めをしにくいため、冷え性、神経痛、関節痛、腰痛に効く他、温泉成分の中の殺菌作用が皮膚疾患にも良い影響を及ぼすとも言われています。
その他の効能は約20種類も挙げられています。
有馬きらり 金泉の効能
・冷え性
・切傷
・火傷
・リウマチ性疾患
・虚弱児童
・慢性婦人病
・神経痛
・筋肉痛
・関節痛
・五十肩
・運動麻痺
・関節のこわばり
・うちみ
・くじき
・慢性消化器病
・痔疾
・病後回復期
・疲労回復
・健康増進
・慢性皮膚病ほか…
有馬きらりの銀泉について
有馬きらりの銀泉は、天然温泉加温 循環です。
温泉(銀泉)を温め直していますが…
加水(希釈)していません。
無色透明でサラサラした湯ざわりの銀泉は、有効成分の中のラドン線(放射能泉)が新陳代謝を促進すと言われています。
そのため銀泉は、新陳代謝が促され、特に慢性皮膚病などに効果が期待できます。
つまり、極論ではありますが、皮膚に特化した成分が多いことから、「若返りの湯」なんて言われることもあるそうです。
他の効能として、動脈硬化症、高血圧にも効果があるとも言われています。
有馬きらり 銀泉の効能
・慢性皮膚病
・痛風及び尿酸素質
・動脈硬化症
・高血圧
・慢性肝
・神経痛
・筋肉痛
・関節痛
・五十肩
・運動麻痺、関節のこわばり
・うちみ
・くじき
・慢性消化器病
・痔疾
・冷え性
・慢性婦人病
・慢性胆のう炎など…
有馬きらりの大浴場について
それでは、有馬きらりの大浴場を紹介しましょう!
有馬きらりの大浴場には、男湯「碧翠」と女湯「桃源」共に大きな浴槽が2つだけです。
サウナも、露天風呂もありません。
正直、浴槽が2つだけでは物足りない感じですが…
でも、お湯は本物です。
なので、有馬きらりの大浴場はお湯で勝負しているんですね。
有馬界隈の宿泊施設の中でも、数軒しかない天然金泉・銀泉が両方が楽しめる大浴場が自慢の一つだとか…
江戸時代の著名な儒学者である林羅山が「日本三大名泉」に選んだ名湯を存分に楽しめます!
有馬きらりの大浴場の道順
有馬きらりの大浴場の行き方を見てみましょう。
1階のフロントの左側に、床屋さんのポールの様な案内板あります。
矢印の方向に進むと、地下へ続く階段がありますので、地下1階の大浴場に向かいます。
こちらの階段は 一本道(?)なので、地下1階にしか行くことは出来ませんから 迷いません!(笑)
地下に着くと、小さな丸いホールに出ます。
ここが有馬きらりの大浴場のホールです!
男湯の「碧翠 (へきすい)」と…
丸いホールで 「碧翠」と向かい合わせのようにあるのが
女湯の「桃源(とうげん)」です。
有馬きらりの大浴場の脱衣所
大浴場の扉を開けると大きな棚があります。
スリッパなどの履物をここに収納します。
扉は二重になっていて、更にのれんもかかっています。
有馬きらりの大浴場は、タオルの用意があるので 部屋からバスタオルを持ち込まなくても良いようです!
もちろん、使用済みタオルは大浴場に返却できるので、大浴場の行き帰りは手ぶらでOKです。
脱衣所もご覧の通り、広々していて脱衣に余裕があります。
脱衣所の奥には、トイレもありますし…
ベビーベッドも完備しています。
小さなお子さん連れの利用にも安心ですね。
洗面台も8席ありましたので、少し大人数の利用でも十分対応できそうです。
ガラス戸の奥は、大浴場に続いてます。
有馬きらりの大浴場(浴室)
有馬きらりの大浴場の様子です。
こんな感じで広い大浴場ですよ!
冒頭に少し触れましたが、有馬きらりのお湯は「金泉」と「銀泉」の源泉を使用しています。
浴槽は金泉と銀泉に分かれた大きな浴槽が2つだけです。
洗い場も仕切りの付いた洗い場が10席ありました。
床は、床暖房になっているのか…足裏は温かく感じました。
調べてみましたが、分かりませんでした(汗)。
4月のまだ肌寒い時期にしては、ヒンヤリ感も無く浴室全体が暖かくて快適でしたよ!
銀泉の浴槽は、金銭の浴槽より若干広めの設計です。
少し深めの場所はポコポコとジャグジーのように泡が噴出していて、マッサージ効果もありそうです!
半身浴も出来る浅めの場所もありましたので、ゆっくり浸かってリラックスも出来ますね。
一方、金泉の浴槽は、丸い形の深めの浴槽です。
金泉のお湯は、加水してあり少々薄めて使用しているようです。
しかし 元々温泉成分が濃い為、少しくらい薄めたところで効能には何も問題が無いようです。
むしろ、濃いままでは入浴時間の制限がかかる程ですからね(笑)。
少し薄めの金泉なら、有馬温泉を思い切り楽しむのに丁度良いのかも知れません。
大浴場の備え付けのアメニティーも見てみると…
こちらは、クラシエ「リグジィ」ホテル用のアメニティーです。
実際に使用してみましたが、使用感も問題ありませんでした。
有馬きらりの脱衣所(アメニティー)
金泉も銀泉も、タップリ楽しんでとてもサッパリしたところで、有馬きらりの大浴場のアメニティーも確認です。
浴室のアメニティーは洗面台の周りに集まっていますよね。
浴室でも消毒は欠かせません。
アルコール消毒もしっかりあります。
ハンドソープはPOLA「シャワーブレイクフェイスソープ」で、顔も手も洗える泡で出てくる石鹸です。
基礎化粧品もありました。
基礎化粧品はPOLA「エステロワイエ モイスチャーシリーズ」のメイククレンジング、化粧水、乳液です。
ドライヤーはパナソニック「ナノイオンドライヤー」です。
こういう、大容量のイオンの風が出るドライヤーが欲しいなぁ…(個人の感想!)
ヘアブラシは、使い切りのクシではありません。
紫外線殺菌で繰り返し使用のクシです。
抵抗のある方は、持参するといいですね。
そして嬉しいことに、あ休み処「ゆるり」で見かけたデトックスウォーターを発見しました!
なんせ、温泉に浸かって体の芯までよく温まっています…
水分補給をして、美肌にならないといけません(笑)!
有馬きらりの食事情報(ディナー)
さて、お待たせ致しました。
温泉旅館の楽しみと言えば、温泉と…お料理ですよね!
ディナー付プランでしたので、チェックインの際にフロントで夕食の時間を予約しておきます。
有馬きらりのディナーは、東館の4階にある「ダイニングきらり・一期一會」にて頂けます。
ディナーは「五立て」のストーリー仕立て、総調理長 阿部一仁氏がアレンジした季節毎の創作和食料理です。
和食でありながら、まるでフランス料理のコースを頂いているかの様な…不思議で、斬新で、とても美味しい 新和食を紹介します。
まずは、ダイニングきらりの入口です。
私の部屋の開口窓と同じ形の丸い入口です!
着物の柄をあしらった、艶やかな装飾の店の外壁です。
とても「和」を意識していますね!
そして、スタッフに案内せれた席から見た 店内の様子です。
感染防止対策なのでしょうね!
パーテーションの仕切りがされていました。
なのにこのお洒落レベルが高いのは…何故でしょうか?
雰囲気がとても良いですよね?
ここで、案内されたテーブルの上にあったお品書きです。
今回の春のお料理は「雅」です。
ダイニングきらりでは、季節毎にメニューが違います。
(12月~2月、3月~5月、6月~8月、9月~11月の年4回)
旬の食材を旬の時期に頂く、懐石料理です。
~お献立~ 雅
〈肴〉春の訪れ 八寸
海老の桃色揚げ
蕗の薹
野蒜
天子春巻き
蛍烏賊
桜花長芋
桜胡麻豆腐
栄螺と独活の磯煮
川鱒寿司
芽キャベツ黄味辛子和え
〈季〉桜海老の擦り流し 椀物
湯葉茶巾(蛤真丈・百合根・蓬白玉・桜人参)
菜の花
筍
木の芽
〈鮮〉生鮪と鰆の叩き 細魚檸檬〆 造り
妻物一式
焼き梅醤油
サラダ
バルサミコオイル
〈強〉黒毛和牛ロースト 強肴
煮込み野菜(うるい・芹・白葱・小松菜・パプリカ・榎木)
八朔サワークリームソースと味噌のそーす
〈球〉春の肴 留皿
一・目張揚げ浸し 蚕豆蜜煮
二・油目豆乳煮込みのパイ挟み
参・鯛野菜巻きの桜葉蒸し ちりポン酢
〈飯〉白魚と筍の釜めし 香の物 合せ味噌汁
〈甘〉フルーツ大福餅とフルーツカクテル
※仕入れにより内容が変更になる場合があります。
令和参年 有馬きらり 総料理長 阿部 一仁氏献立より
では、有馬きらりのお料理を頂きましょう!
はじめに、八寸(はっすん)と呼ばれる懐石料理で言うところの前菜です。
食べるのが勿体ないくらい!
綺麗に仕上がっています。
一つ一つ、一口ずつ違った味が楽しめます。
桜胡麻豆腐の絶妙な 柔らかさと甘しょっぱさは…驚きです。
丁寧な調理法は、参考にも勉強にもなります!
川鱒寿司と言いますが…こんなに可愛いマス食べられません!
(いえいえ…ちゃんと頂きました 笑!)
この後の「強肴 (しいざかな)」の黒毛和牛ローストを頂く準備の為に、椀物が出るタイミングで鉄の鍋の野菜が加熱されます。
※強肴 (しいざかな)とは、懐石料理で言うメイン料理の事で、有馬きらりでは、メインには肉料理と魚料理の二品が出て来ます。
耐熱のビニールに包まれた野菜は、袋の中でグツグツしていました(汗)!
大丈夫かな?
お鍋の上だから大丈夫だよね?
なんて言っていると…
ハマグリの真丈の椀物がやってきました!
真丈(しんじょう)とは、魚介類などの食材をすりつぶして、焼いたり 蒸したり 揚げたり した日本の料理です。
はんぺんみたいな軽い食感です。
椀物の後は、これもまた美しい…お造りのお皿です!
マグロとサワラの刺身も脂が乗ってて
もちろん、美味しかった~!
でも何が良いって、ツマまで美味しいなんて…
初めて思いました。
さて、一品目のメインの品が来ました~!
黒毛和牛のローストです!!!
先程のよく煮た野菜に潜らせて頂きます。
サッと潜らせ、野菜と一緒にお好みで八朔サワークリームソースと味噌のそーすで頂く和牛は…本当に美味しいとしか表現が出来ません!
野菜と一緒に頂くので、サッパリどんどん食べちゃいます!
続いて、二品目のメインも来ました。
…ん?
三段の不思議な器です…。
もう一度、献立を確認すると
一・目張揚げ浸し 蚕豆蜜煮
二・油目豆乳煮込みのパイ挟み
参・鯛野菜巻きの桜葉蒸し ちりポン酢
となっています。
初めに頂いた「目張揚げ浸し」…皮が香ばしくてクセになります(汗)!
どれもこれも、美味しくて…困ります。
参段目の「鯛野菜巻きの桜葉蒸し」…これも美味しかった!
もう…お腹がいっぱいになってきましたが…
私は頑張ります!
今、旬のこの時期にしか頂けない品ばかりです。
やっとご飯ものが出来ました!
「白魚と筍の釜めし」です。
白魚…まさに、旬ですよね~!
さぁ…いよいよ、デザートです。
よく食べました~!
普段はそんなに食べないんですが…味が美味しくて!
ついつい、食べ過ぎです(笑)!
同じ太るなら…美味しい物を頂いて太りたい (^_^;)。
本当に…美味しく頂きました!
ご馳走様でした…!
ダイニングきらりでは、見て頂きたい見どころがあります。
お食事だけだはありません。
ダイニングきらりのフロアの中央に、大きな生け花があります。
とても迫力があるだけではなく、実に美しいのです。
壁面を上手く利用した、器と花を使ったアートなギャラリーもあります。
穴を覗くようにして見ると、光と奥行きが見事に表現されています。
私も、アート作品を写真に撮ってみました。
いかがですか?
なかなか、SNS映えします(笑)!
現像して、自宅の壁に飾ってみようかと思います!
しかし、美味しかったです…!
次回は夏のお料理も頂いてみたいです。
有馬きらりの食事情報(朝食)
まだまだ行きます!
食事情報の朝食編です。
有馬きらりの朝食は、太閤の湯のフロアにある「オールデイダイニング 花じゅらく」で頂けました。
朝食は約50種類以上の食材のバイキング方式です。
朝食の時間は7:45~9:30(9:00最終入場)の間に「花じゅらく」に行きます。
ちなみに、有馬きらりの朝食の時間は太閤の湯の営業時間外なので、「花じゅらく」を利用している人は有馬きらりの宿泊者のみですから、安心して食事が楽しめます!
花じゅらくの入口に張り出されていた、朝食に関する注意事項などです。
ディナーでは、食事は配膳だったので特に何もしませんでしたが、朝食はバイキング形式の為 注意事項が多々あります。
有馬きらりの朝食の場合は、事前にビニール手袋を配られました。
そんな感じで、宿泊者もしっかり感染予防対策を徹底しながら朝食を頂くとしましょう。
通された席は、外の明かりが眩しいくらい明るい窓際の席でした。
平日のせいか…時期が良かったのか…お客さんが少ないです。
何処に行くにも、ほぼ貸し切り状態です。
では、早速!バイキングスタートです。
「太閤の湯」の開店前の有馬きらりの朝食の風景!
誰もいないのに…こんなに用意をして頂いて、申し訳ないです(汗)!
宿泊者が少なくても、こうしてちゃんと用意をして頂けるのは、本当に有り難い事です。
料理の数こそ少量ずつですが、選びきれない程種類があります。
和食のおかずは小さな小鉢に少量ずつ入っていますので、その小鉢ごとお皿に乗せていきます。
その方が衛生的ですよね!
ちゃんと係の人もいてくれて、銀色の鍋の中には出来るだけ温かいおかずを提供してくれようと、電気コンロで保温をしています。
パンも御飯も釜めしもデザートも沢山あります。(少量ずつ)
カレーやポタージュ、味噌汁、コーヒーに紅茶や緑茶…
本当に50種類以上あるのかも知れません!
有馬きらりさん、凄いなぁ…
浴衣 あるあるの対策ですね。
これは有り難いです!
浴衣は、袖がおかずに付きそうになるので気を使います(笑)。
さて!
調子に乗った私の 朝食です!
おかずが多すぎなので、主食は一口大のおこわです。
おこわまで あるんですね~!
見て下さい!この笑顔\(^O^)/
お見せ出来ないのが残念ですが、満面の笑みです。
そして、調子に乗った挙句に…デザートまで食べちゃいました!
安心して下さい(笑)!写真では大きく見えますが…
本当に、一口大なんです。
食後には、淹れ立てのコーヒーで〆ます!
あああ!
本当に美味しいなぁ!
ありがとうございました。
ご馳走様でした!
有馬きらりの施設
では、有馬きらりの館内の施設を見てみましょう。
- お土産処
営業時間:午前7:30~11:30 午後15:00~21:00 - 遊び処
卓球(有料)カラオケ施設(有料) - 官兵衛古道
官兵衛古道とは、有馬きらりと隣の太閤の湯の駐車場から山の斜面にかけて広がる、庭園を言います。
太閤の湯寄りの「官兵衛古道」と有馬きらり寄りの「ねねのハーブの小径」に分けられていますが、中の遊歩道は、繋がっているので続けて観て歩くことが出来ます。
有馬きらりの自動販売機 情報
先程も少し紹介しましたが、詳しく見てみましょう。
有馬きらり自動販売機は「いろは館」の1階フロント前と、客室のある各フロアにあります。
「太閤の湯」も宿泊者特典で自由に行き来が出来る為、「太閤の湯」の自動販売機も利用出来ます。
では、私の部屋がある4階の自動販売機を見てみましょう。
ソフトドリンクとアルコールがあります。
4階の自動販売機のソフトドリンクは20種類、天然水、清涼飲料水、コーヒー、緑茶、紅茶…などです。
価格は一般の自動販売機の価格と同じです。
ソフトドリンクの価格
・天然水(500ml)…150円
・特茶(500ml)…190円
・クラフトボス(500ml)…170円
・その他(500ml)…160円
・缶コーヒー・ジュース・瓶飲みのも…130円
・クラフトボス(280ml)…140円
アサヒの3種類のアルコールの価格もチェックしておきます。
アルコールの価格
ビール
・アサヒスーパードライ(500ml)… 460円
・アサヒスーパードライ(350ml)… 360円
サワー
・アサヒスラットレモン(350ml)… 250円
・アサヒスラットグレープフルーツ(350ml)… 250円
製氷機は「いろは館」の5階にあります。
有馬きらりの館内以外にも、近くにコンビニもありますから、散策がてら外に出るのもいいかもしれませんね。
有馬きらりのコンビニ情報
有馬きらりの周辺のコンビニ情報です。
有馬きらりの近くのコンビニは、有馬温泉街に向かう途中の「ねね橋」の近くにある…
セブンイレブンです。
セブンイレブンは徒歩約2~3分(約200m)くらいです。
有馬温泉駅前にあるローソンです。
ローソンは徒歩約4~5分(約400m)くらいです。
有馬きらりの周辺情報
有馬きらりの周辺の押さえておきたい場所を、幾つかピックアップしてみました!
見処が多すぎて…楽しい有馬温泉を満喫して頂きたいので、困りましたが、以下の場所を紹介しますね!
有馬温泉 銀の湯
有馬温泉の銀泉が楽しめる外湯です。
有馬温泉の銀泉(無色透明な湯)の炭酸泉、ラジウム泉を利用した公共浴場です。
スチーム式サウナも完備していて、肌がつるつるになると特に女性の方に好評です。
有馬温泉街に溶け込む落ち着いた佇まいで、温泉情緒が楽しめます。
住所 | 神戸市北区有馬町 797 |
---|---|
TEL | 078-903-6971 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
定休日 | 不定休 |
URL | http://www.arima-toys.jp/ |
有馬本温泉 金の湯
有馬の名湯である金泉が楽しめる外湯です。
有馬温泉の金泉(茶褐色の湯)の「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」の公共浴場です。
高濃度の100%源泉かけ流しの金泉のお湯が、思う存分堪能出来ます。
タップリ湧出している金泉の無料の足湯も、「金の湯」入口の前で利用することも出来ます。
平日回数券(11枚綴り¥5500<税込>)もあります。
※回数券は土日祝日は差額+100円で利用できます。
(2021年6月4日現在)
住所 | 神戸市北区有馬町 833 |
---|---|
TEL | 078-904-0680 |
営業時間 | 8:00~22:00 (入館は21:30まで) |
定休日 | 第2・4火曜(祝日営業翌日休)、1月1日 |
URL | http://arimaspa-kingin.jp/ |
太閤の湯殿館
1995年1月の阪神淡路大震災で、壊れた極楽寺書庫裏下から、約400年ぶりに太閤秀吉が造らせた「湯山御殿」の一部とみられる湯ぶねや庭園の遺構、瓦や茶器など発見された時の発掘資料館です。
庭は埋め戻されていますが、その上に当時のままの状態が復元されています。
ちなみに、豊臣秀吉の湯山御殿は徳川家康によって取り壊され、その跡地に極楽寺と念仏寺が建てられたと言われています。
住所 | 神戸市北区有馬町 1642 |
---|---|
TEL | 078-904-4304 |
営業時間 | 9:00~17:00 (入館は16:30まで) |
定休日 | 毎月第2水曜 |
URL | http://arimaspa-kingin.jp/cont03/cont03-flm.htm |
有馬温泉 太閤の湯
約7,000㎡の敷地面積を誇る有馬最大の日帰り温泉テーマパークです。
太閤秀吉がたいそう気に入っていたと言われる、蒸し風呂や岩風呂が復元されて蘇った風呂や、思考を凝らした風呂と岩盤浴で有馬の名湯が楽しめる外湯です。
館内では、フードコートやお土産処、リラクゼーションも充実していますし、有馬きらりの敷地内の施設でもあります。
もちろん全て揃っているので、手ぶらで立ち寄れます。
住所 | 神戸市北区有馬町 池の尻292-2 |
---|---|
TEL | 078-904-2291 |
営業時間 | 10:00~22:00 (最終受付21:00) |
定休日 | 不定休 |
URL | https://www.taikounoyu.com/ |
有馬玩具博物館
有馬玩具博物館には、国内外から集められた約4000点のコレクションが、3階から6階の展示室でテーマごとに紹介されています。
5階のプレイスペースでは、木のおもちゃやゲームを実際に触って遊ぶことが出来ます。
博物館は、入館した日(入館当日のみ)は終日出入りが自由なので、何度も来館で来ます。
住所 | 神戸市北区有馬町 797 |
---|---|
TEL | 078-903-6971 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
定休日 | 不定休 |
URL | http://www.arima-toys.jp/ |
有馬温泉街
温泉街で、炭酸温泉饅頭を食べ歩きました!
熱々のお饅頭を目の前で、包んでくれましたよ~。
有馬温泉のメインストリートの看板を見ながら、温泉街の街並みを楽しみます!
この雰囲気!
いいですよね~~~!
人が少なくて…(笑)
温泉街も貸切りです。
ノスタルジックに浸るも良し!
ぶらぶら、街並みを歩き回るも良し!
しばし…カメラマン気分で温泉街を被写体に、写真を撮りまくりです!
楽しいですよ~!
有馬きらりのアクセス
施設名
有馬きらりの住所
〒651-1401
兵庫県神戸市北区有馬町
池の尻292-2
電車を利用
神戸 三宮から 約30分
「三宮駅」→西神・山手線 谷上行→「新神戸駅」→西神・山手線 谷上行→
「谷上駅」→神戸電鉄有馬線 三田行→「有馬口駅」→神戸電鉄有馬線 有馬温泉行→
「有馬温泉駅」→徒歩約7分→有馬きらり
大阪 梅田から 約50分
「梅田駅」→阪急神戸線 新開地行→
「三宮駅」→西神・山手線 谷上行→「新神戸駅」→西神・山手線 谷上行→
「谷上駅」→神戸電鉄有馬線 三田行→「有馬口駅」→神戸電鉄有馬線 有馬温泉行→
「有馬温泉駅」→徒歩約7分→有馬きらり
バスを利用
阪急バス 阪急芦屋から40分、阪急宝塚から45分、梅田、大阪から50分
梅田から 約50分
「梅田 三番街乗り場」→阪急バス有馬温泉行特急→
「阪急バス有馬駅」→徒歩約5分→有馬きらり
宝塚から 約45分
「阪急宝塚駅 JR宝塚駅」→阪急バス有馬温泉 下車→
「阪急バス有馬駅」→徒歩約5分→有馬きらり
芦屋から 約40分
「阪急芦屋駅」→阪急バス有馬温泉 下車(終点)→
「阪急バス有馬駅」→徒歩約5分→有馬きらり
送迎バスを利用
有馬温泉の電車の駅・バス停・ロープウェイ駅への無料の送迎サービスが利用出来ます。
送迎は、送りも迎えも事前連絡が必要です。
1名から利用可。
迎えは、予約の当日に到着時に有馬きらりに連絡して下さい。
TEL 078-904-2295。
車を利用
神戸方面から来る場合は…
新神戸トンネル→阪神高速7号へ、北神戸線三田方面→有馬口IC出口左折後、
1つ目の信号を右折したら左側。
大阪方面から来る場合は…
中国自動車道吹田JCTから、神戸三田方面→西宮北ICから国道176号を宝塚方面へ進み、
2つ目の信号を左折後約10分程。
有馬きらりの駐車場情報
- 駐車可能台数 約100台
- 料金 宿泊者無料
- 備考 駐車場は屋外。予約不要。
宿泊当日は、もちろんチェックアウトの後でも駐車料金は無料です。(宿泊者特典)
有馬きらりのまとめ
有馬きらりは内湯と外湯が両方楽しめて…もう~!
本当に楽しかった!!!
有馬きらりの敷地内にある「太閤の湯」なんて、私的には最高でした。
楽しくて、楽しくて、また行きたいですね(笑)!
温泉は本物なのに、エンターテインメント性も抜群です!
しかも、こんなに濃い温泉は初めてかも知れません。
そして、何よりディナーの質の高さたるや…驚きの連続です!
噂には聞いていましたが…
和風のコース料理(懐石料理に近いのですが…)
本当に、和と洋の良いとこ取りです。
「新和食:ヌーベルジャパネスク」は、本当でした。
有馬きらりの宿本館も綺麗っだったし…
料理も、最高だったし…
温泉がこんなにも楽しかった事…
思い出しました(笑)!
有馬温泉街の風情ある街並みは…
とても印象深く記憶に刻まれことは言うまでもありません!
そして、一つだけ残念だったことは…
有馬温泉街の商店が、半分以上休みだった事です(涙)!
午前中まで開いていたお店が、午後には閉店していて…
とても残念に思いました。
仕方ないと言えば、それまでですけど…。
有馬きらりは、友人知人に勧めたい旅館です!
如何でしたでしょうか?
参考になりましたか?
どの宿もきっと良い所が沢山あると思いますけど、有馬きらりは有馬温泉の中でも、イチ押しです!
以上、shinobu リポートでした!